こころの整理ノート ― 眠れない夜と、動けない朝のセルフケア

考えすぎて眠れない夜、朝から身体が重い日、仕事帰りに何もできない日へ。自分を責めず、睡眠・食事・運動・部屋・情報量から整えるセルフケアを発信します。

あがり症は気合いだけではなく、タイプで分けると少し扱いやすくなる

あがり症は気合いだけではなく、タイプで分けると少し扱いやすくなる

手が震える、声が震える、頭が真っ白になる。本当につらい場所は、人によって違います。

人前で緊張する。

そう一言でまとめることはできます。

でも、実際に困っている場面は、人によってかなり違います。

手が震える人もいます。

声が震える人もいます。

頭が真っ白になる人もいます。

発表や会議の予定が入った瞬間から怖くなる人もいます。

終わった後に、何時間も反省会が止まらない人もいます。

全部まとめて「あがり症」と呼ばれますが、本当にしんどい場所が違えば、必要な準備も少し変わるのではないかと思っています。

「気にしなければいい」で済まないからつらい

あがり症の人は、よくこう言われます。

「気にしすぎだよ」

「慣れれば大丈夫」

「みんな緊張しているよ」

「堂々と話せばいい」

もちろん、言っている側に悪気はないことも多いと思います。

でも、本人としては、それができないから困っています。

手が震えている時に「気にしない」と思っても、手元が見える場面では気になります。

声が震えそうな時に「堂々と」と思っても、最初の一言を出す前から喉が固まることがあります。

頭が真っ白になる人に「落ち着いて」と言っても、落ち着くための手順そのものが消えてしまうことがあります。

だから、あがり症は気合いや根性だけで考えるより、もう少し具体的に分けた方が扱いやすいと思っています。

同じ「あがり症」でも、困る場所が違う

たとえば、会議で発言する場面を考えてみます。

ある人は、発言する前から手が震えます。

資料を持つ手、ペンを持つ手、マウスを動かす手が気になります。

ある人は、声が震えることが怖いです。

最初の一言で声が揺れたらどうしよう、と考えるだけで話し始めが重くなります。

ある人は、頭が真っ白になることが怖いです。

準備していた内容が、本番になると消えてしまう。

また別の人は、本番より前の時間がつらいです。

会議や発表の予定が入った瞬間から、数日前、前日、当日の朝までずっと気になる。

さらに、終わった後がつらい人もいます。

「あの言い方は変だったのではないか」

「声が震えていたのではないか」

「相手の反応が微妙だったのではないか」

そうやって、終わった後も頭の中で何度も場面が再生されます。

これらは全部「あがり症」ですが、同じ対策だけでは足りないことがあります。

あがり症でよくあるタイプ

  • 手が震える、資料やペンを持つのが怖い
  • 声が震える、最初の一言が出にくい
  • 頭が真っ白になる、準備した内容が飛ぶ
  • 発表や会議の前からずっと怖い
  • 人の視線や表情が気になる
  • 終わった後に反省会が止まらない

まずは「自分はどのタイプか」を見る

あがり症を少し扱いやすくするには、最初に自分のタイプを見るのが良いと思います。

もちろん、一つにきれいに分かれるとは限りません。

手も震えるし、声も震える。

始まる前も怖いし、終わった後も反省する。

そういう人も多いと思います。

それでも、今一番困っているものを一つ選ぶだけで、対策は少し現実的になります。

手の震えが一番つらいなら、まずは手元の支え方を考える。

声の震えがつらいなら、最初の一文を短くする。

頭が真っ白になるなら、戻る言葉を用意する。

本番前がつらいなら、準備の終わりを決める。

反省会が止まらないなら、終わった後の3行メモで閉じる。

こうして分けると、「気にしないようにする」よりも、やることが見えやすくなります。

目指すのは、緊張しない人ではない

あがり症の対策というと、緊張しない人になることを目指してしまいがちです。

でも、緊張を完全になくすのは難しいです。

大事な場面で緊張するのは自然です。

だから私は、目指すところを少し変えた方がいいと思っています。

緊張しない人になるのではなく、緊張しても戻れる人になる。

手が震えても、支えを作れる。

声が少し揺れても、最初の一文を言える。

頭が真っ白になっても、「一度整理します」と戻れる。

終わった後に自分を責め続けず、次に一つだけつなげられる。

この方が、現実的で続けやすいと思います。

今日できる小さな確認

  • 自分が一番つらいのは、手・声・頭・前・後のどこか
  • 一番怖い場面は、会議・朝礼・自己紹介・発表のどれか
  • 本番前、本番中、本番後のどこで一番消耗するか
  • 次の場面で使えそうな一文を一つ作れるか

全部を一度に直そうとしなくて大丈夫です。まずは、自分のタイプを一つ見るところからで十分です。

タイプ別の対策をnoteにまとめました

手の震え、声の震え、頭が真っ白になる、発表前から怖い、視線が気になる、終わった後の反省会が止まらない。

こうしたあがり症のタイプを分けて、具体的な準備や7日間メニュー、30日改善プランをnoteにまとめました。

この記事では概要だけを書いています。もう少し具体的に整理したい方は、下のnoteを見てみてください。

あがり症タイプ別対策ノートを見る

noteは有料部分を含みます。無料部分だけでも、あがり症をタイプで見る考え方は読めます。

まとめ

あがり症は、一つの言葉でまとめられます。

でも、その中身は人によって違います。

手が震える人。

声が震える人。

頭が真っ白になる人。

本番前から怖い人。

終わった後に反省会が止まらない人。

それぞれ、必要な準備は少し違います。

だから、まずは自分のタイプを見てみる。

気合いで全部乗り越えようとするより、具体的な場面に分ける。

それだけでも、あがり症は少し扱いやすくなると思います。

注意:
本記事は、個人の経験・考え方をもとにしたセルフケア・準備法の整理です。医療行為、診断、治療、服薬指導を目的としたものではありません。強い不安、動悸、震え、不眠、日常生活への大きな支障がある場合は、医療機関や専門家、公的相談窓口に相談してください。